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ユーザー獲得

インストール単価(CPI)

別名CPIインストール単価インストールあたりの費用

キャンペーンに起因する1インストールあたりの平均支払額 — 総広告費をアトリビューション済みインストール数で割った値。

ピラー

重要ポイント

  1. 01CPI単体では無意味 — LTV:CPIだけが重要。健全な有料ユーザー獲得は3:1以上を目標とする。
  2. 02CPIは地域・プラットフォーム・垂直市場によって5〜20倍の差がある:$1〜3(カジュアルゲーム、新興市場)から$20〜50以上(金融、米国iOS)まで。
  3. 03iOS CPIは同一地域のAndroid CPIの2〜4倍が一般的 — ユーザー1人あたりのLTVが高いため、プレミアムは概ね正当化される。
  4. 04ブロードなキャンペーンはCPIが低いが品質も低く、ルックアライク/リターゲティングはCPIが高くなるがインテントの高いユーザーを獲得できる。

CPIは有料ユーザー獲得の主要な単価指標で、総広告費をアトリビューション済みインストール数で割った値だ。$10,000のキャンペーンで1,000インストールを獲得した場合、CPIは$10となる。あらゆるユーザー獲得ダッシュボードが最初に表示する指標であり、単体では最も誤読されやすい指標でもある — CPIが「良い」か「悪い」かを決めるのは、その後に続くLTVだけだ。

CPIは地域・プラットフォーム・垂直市場によって大きく異なる

  • カジュアルゲーム、インド/ブラジルAndroid:$1〜3。
  • カジュアルゲーム、米国iOS:$8〜15。
  • サブスクリプション生産性アプリ、米国iOS:$15〜40。
  • 金融/フィンテック、米国iOS:$40〜100以上。
  • ハイパーカジュアルゲーム、Tier-1:$0.40〜2.00(低CPIがビジネスモデルの核心)。

iOS CPIは同一地域のAndroid CPIの2〜4倍が一般的。このプレミアムは通常、より高い課金意向とARPUによって正当化されるが、自社のコーホートデータで検証すること。

CPIはLTVなしでは無意味だ。LTVが$30であれば$10 CPIは優秀だが、LTVが$4なら最悪だ。LTV:CPI比(または非広告の獲得コストを考慮した精緻版LTV:CACという指標)がユーザー獲得の効率性を示す北極星指標となる。目標はステージや資本構成によって異なるが、3:1が業界標準のフロアだ。2:1を下回ると、Apple/Googleの手数料・広告ネットワーク費用・諸経費を差し引いた後に多くの場合赤字となる。

CPIはキャンペーンタイプによって変化する。ブロードリーチキャンペーン(「このアプリに興味があるかもしれないあらゆるユーザー」)はCPIが低いが品質も低い。ルックアライクとリターゲティングキャンペーン(「すでにコンバージョンしたユーザーに似たユーザー」)はCPIが高くなるが、インテントが高くリテンション期間が長くLTVも高いユーザーを獲得できる。キャンペーンを比較する際は、インストール数だけでなくコーホート品質(リテンション・有料転換・観測されたLTV)を必ず評価すること。CPIが30%低くてもリテンションが40%低ければ、それは悪い結果だ。

よくある間違い:Day-1 CPIでキャンペーンを評価し、その後のユーザー行動を考慮しないこと。現代のユーザー獲得最適化では、pLTV(予測LTV)シグナルをMeta/TikTokにフィードバックすることで、ネットワークがpLTVスコアの高いユーザーにより積極的に入札するようになる。インストール単価は上がるが、最終的な収益1ドルあたりのコストは下がる。

カテゴリ・地域別CPI範囲(米国iOS、2026年)

カテゴリ米国iOS米国Androidインド/ブラジルAndroid
ハイパーカジュアルゲーム$0.40〜2.00$0.20〜1.00$0.05〜0.30
カジュアルゲーム$8〜15$3〜8$1〜3
サブスクリプション生産性アプリ$15〜40$8〜20$2〜8
金融/フィンテック$40〜100以上$15〜50$3〜15
ストリーミング/メディア$10〜25$4〜12$1〜5

カテゴリ内でも幅が広い — ハイインテントのトラフィック(ルックアライク、リターゲティング、ブランド検索)は上限に近く、ブロードリーチキャンペーンは下限に近い。絶対的なCPI水準を読む前に、必ず自社のLTVに対して評価すること。

クイック回答

モバイルアプリにとって良いCPIとはどのくらいですか?

完全にLTVに依存する — LTVが$30のアプリにとってCPI $10は良いが、LTVが$4のアプリには最悪だ。業界のおおよその目安:カジュアルゲームは地域によって$1〜15、サブスクリプションアプリは$15〜40、金融/フィンテックは$40〜100以上。iOSは同一地域のAndroidの2〜4倍が一般的。必ず自社のLTVモデルに対してCPIを評価すること。

なぜiOSのCPIはAndroidより高いのですか?

いくつかの要因が重なっている。成熟市場のiOSユーザーは平均的にAndroidユーザーより2〜3倍の課金意向を持っているため、広告主はより高い金額を入札する。iOSデバイスは高所得地域に集中している。さらにATT後のiOS広告ターゲティングはノイズが多く、ネットワークは適切なユーザーを見つけるために広めに入札する必要がある。結果として、同じ地域のAndroidが$2〜4のところ、iOSは$8〜15のCPIとなる。

CPIとCACの違いは何ですか?

**CPI** = 広告費 ÷ アトリビューション済みインストール数。有料広告のコストのみを計上。**CAC**(Customer Acquisition Cost:顧客獲得コスト)= 総獲得コスト ÷ 獲得顧客数。「総獲得コスト」には広告費だけでなく、SEO・コンテンツ・営業・パートナーシップなどの非広告コストも含む。有料ユーザー獲得を軸とするモバイルアプリでは、CACとCPIはほぼ一致することが多い。一方、オーガニック/パートナーシップ/紹介チャネルが充実したアプリでは、CACがCPIを大幅に下回ることがある。

CPIを下げるにはどうすればよいですか?

3つのレバーがある。(1)**クリエイティブ**:IPMの高いクリエイティブ(インプレッションあたりのインストール数が多い)は、同じ入札額でも実質的にCPIを下げる。クリエイティブは現代のユーザー獲得における最大のレバー。(2)**ターゲティングとオーディエンス**:ターゲットを絞るとCPIは上がるがLTVが改善し、ブロードターゲティングはCPIを下げるが品質が落ちる。(3)**入札最適化**:pLTV/ROASシグナルをMeta/TikTokに渡すことで、ネットワークがより効率的に入札できる。CPI単体を下げることを目指さず、LTV÷CPIを一緒に最適化すること。

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